
第56回「アキハバラのホコ天規制は正しいのか」(2008/05/26)
5月18日の日曜日、秋葉原中央通りの歩行者天国は、つい数カ月前とは様相が一変していた。あれだけたくさんいた路上バンドも、パフォーマーも、そしてメイドまでが、ほとんど姿を消してしまったのだ。
過剰パフォーマーの逮捕きっかけに規制厳しく
直接のきっかけは、過激な路上パフォーマンスだった。歩行者天国で下着を露出したとして、4月25日に沢本あすか容疑者が、警視庁万世橋署に都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのだ。沢本容疑者は、昨年から路上で下着を露出し、そこにカメラを構える若者たちが群がるという事態が繰り返されたため、商店街の人たちから苦情が出ていた。
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| 「路上ライブ・パフォーマンス禁止」のプラカードをもつパトロール隊 |
この事件を受けて、4月27日から警察や行政、商店街などの地元有志約120人が、本格的な合同パトロールに乗り出した。当初は大型連休中だけともみられていたが、5月18日になってもパトロールは続けられていた。
現在、新宿と銀座、秋葉原で実施されている歩行者天国には、明確な法的根拠がない。だから、路上ライブなど、明らかに往来を妨害する行為は、これまでも警察が取り締まってきた。だが、アキバ系の若者たちが行う簡易な路上パフォーマンスは、グレーゾーンとして、事実上大目にみられてきた。それが、パトロール隊によって厳しく取り締まられるようになってしまったのだ。
もちろん、コスプレで歩くこと自体は今でも何ら問題がないのだが、立ち止まって、カメラが集まると、途端に警察やパトロール隊が飛んでくる。
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